あーさん日記

https://akkera102.sakura.ne.jp/gbadev/ の中の人

GB Dumper その2

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エクステンション基盤を自作してみました。
初めてのkicad、業者注文でもあるので相当ショボイです。
hello wolrdみたいなもんだと思って見て頂ければと思います。



スイッチサイエンスPCB 10x10cm 5枚で2,469円。(1,389+送料1,080)
注文 2/6
到着 2/22


最初なので穴の大きさこれでよいの?と半信半疑でしたが
予想通りの結果満足しています。
GB吸出しは問題なくいけました。一発でOK。


前みたいにカードリッジピンに無理やりケーブルくっ付けてましたけど、
あれはものすごく大変でした。
配線ミスのリカバー、テスターの検査込みで3,4時間。
この基盤を使うなら1時間もかからなかったと思います。
どんな道具で作るかって大事ですね・・・。


kicadメモ

M3ネジ
NPTH 3.048mm
サイズX 4.064

パッド
スルーホール 1mm
サイズX 1.6mm

TD4 製作 その2

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大したことしていないのにケーブルが多いとやった感がでますね。(^^;
ROM部分は大雑把に実験完了。次々~。


追記:このソースは暫定版です。

/*
IDE 物理ピン 名称
2    4       Intr

3    5       D0
4    6       D1
5   11       D2
6   12       D3
7   13       D4
8   14       D5
9   15       D6
10  16       D7

16  25       A0
17  26       A1
18  27       A2
19  28       A3

※スケッチ書き込み用
-   1        RESET
11  17       MOSI
12  18       MISO
13  19       SCK
*/

const int _A0 = 16;
const int _D0 = 3;

void setup()
{
  for(int i=0; i<4; i++)
  {
    pinMode(_A0+i, INPUT);
  }

  for(int i=0; i<8; i++)
  {
      pinMode(_D0+i, OUTPUT);
      digitalWrite(_D0+i, LOW);
  }

  attachInterrupt(0, intr, RISING);
}

void loop()
{
  // EMPTY
}

void intr()
{
  byte t = 0;
  byte d = 0;

  for(int i=0; i<4; i++)
  {
    if(digitalRead(_A0+i) == HIGH)
    {
      t |= (1 << i);
    }
  }

  // ラーメンタイマー
  switch(t)
  {
  case 0x00: d = B10110111; break;
  case 0x01: d = B00000001; break;
  case 0x02: d = B11100001; break;
  case 0x03: d = B00000001; break;
  case 0x04: d = B11100011; break;
  case 0x05: d = B10110110; break;
  case 0x06: d = B00000001; break;
  case 0x07: d = B11100110; break;
  case 0x08: d = B00000001; break;
  case 0x09: d = B11101000; break;
  case 0x0a: d = B10110000; break;
  case 0x0b: d = B10110100; break;
  case 0x0c: d = B00000001; break;
  case 0x0d: d = B11101010; break;
  case 0x0e: d = B10111000; break;
  case 0x0f: d = B11111111; break;
  }

  for(int i=0; i<8; i++)
  {
    digitalWrite(_D0+i, (d & (1 << i)) ? HIGH : LOW);
  }
}

GB Dumper その1

今回フラックスを初めて使ってみたのですけど驚きの性能です。
半田にはマストアイテムでした。
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GBA Dumper Shield
ユーザが作った基盤をOSH Park内で公開していて、
ほしい人は注文することができます。
ただピンが順番に並んでいないのであまりおすすめしないです。
1/21 注文
2/16 到着
3枚2033円
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NDS版スロットの場合、そのままだとカードリッジに入りません。
両端をカットしないといけないです。
そのあたりは3番目の資料を見てください。

Cardridge - Arduino MEGA

VCC  -  5V
CLK  -  GND
WR   -  2
RD   -  3
CS   -  4

A0   -  22
A1   -  23
A2   -  24
A3   -  25
A4   -  26
A5   -  27
A6   -  28
A7   -  29
A8   -  30
A9   -  31
A10  -  32
A11  -  33
A12  -  34
A13  -  35
A14  -  36
A15  -  37
D0   -  38
D1   -  39
D2   -  40
D3   -  41
D4   -  42
D5   -  43
D6   -  44
D7   -  45

RST  -  5V
VIN  -  GND(配線しなくてもいいけど念のため)
GND  -  GND


ソースコード
github
全てのロムには対応していないです。ご注意ください。


・資料
http://www.slideshare.net/__106__/arduinogameboydump
https://github.com/106-/gbdumper
https://www.insidegadgets.com/projects/gameboy-cart-shield/

TD4 製作 その1

回路図(ページ下部)
部品リスト


TD4は情報豊富で大助かりです。
ただ2017年にもなると部品の入手が難しくなってきているようです。
・74HC154 → 74HC138を2個並べる
・D9-1C → DN9-1Cを使う


できればオリジナルを尊重したいのですけれど
ROMの配線の多さにちょっと泣きたくなるというか・・・。
回路図を見るともじゃもじゃって感じで気後れします。


簡略化する方法として、ATiny2313で作るという素晴らしい代案を発見しました。
これは目から鱗でした。
CPUを創る TD4への道 TD4の代わりのROM部分を作る


そこでふと、ATmega328pでも行けるんじゃないかと思うに至り、
ちょうど単体起動の勉強もしたいと考えていたのでグッドタイミングです。
ROM側の方が高性能という何とも言えない場違い感がいいですね・・・。


まずは回路図を自分で起こすことからしようと思います。

近況報告

毎度のことですけどアンテナが低くて何をしたものか、
悩んでいる今日この頃です。テンションもかなり低ーいです。
ジャパリパークに行きたい。。
ちょっと思ったことをそのまま垂れ流してみたいと思います。


■Arduboy
ネタがなくて休眠中です。条件としては
・1,2週間で作って離脱できる内容
・リソースに重きをおかないこと
・ツール作り過多にならないこと
・ネタとして面白いもの
と、贅沢言ってて全然前に進めないんですよね。。
p/eceの中の方はブレなく、発表をしているのを見てると羨ましく思います。


FPGA
大昔のALTERA DE1(SOCでない旧式)を押し入れから引っ張り出してきました。
今週の前半で「FPGAスタータ・キットDE0で始めるVerilog HDL」を消化。
応用編の「FPGAスタータ・キットDE0 HDL応用回路集」を購入して、書籍で使う部品を注文する予定です。


■KiCAD
スイッチサイエンスさんにマイファースト基盤を発注。
内容はGB, GBAのエクステンション基盤です。練習で自分も作ってみました。


初めはわけがわからず、眠気に襲われましたけど、
全体の作業工程を頭で描けるようになってから理解が早かったです。
特に「トランジスタ技術 2016年 7月号」のDVD動画は当たりでした。
文章では得られない情報が入っています。ぶっちゃけ紙面については、文章少なく、
もっとスクリーンキャプチャ多めの方がいいんではないかと思いました。


Fusion PCBなど、基板を格安で注文できるという、
ここ数年の革命を実体験できたのは大きいと思います。


■自作カードリッジ
FPGA, KiCADに手を出しているおかげか、
自作カードリッジ制作が現実的な位置まで来たかもしれないです。
敷居は下がったものの、ほしいかといわれるといらないというか・・・。


次の駒を進めるとして、Alteraチップの単体起動とLチカかな。
ただArduinoチップの単体起動の方が魅力的なので、まずそちらをしたいなあと思う次第です。


■GB吸出し機
GBは、GBAカードリッジスロットのピンの数と同じなんですね。
GBA SPでGB動いていましたし、当たり前っちゃ当たり前ですけど。
資料は出そろっているのでそのうちにblog記事にしようと思います。


吸出し関連の情報を見ていると、昔はCOMかプリンタポート。
OSのドライバの技術は必須でしたし、なんとも敷居が高いように思います。
Arduinopythongithubなどの登場は大きいと感じました。


ただ日本では技術情報があまりなく。古いからか、飽きれられた?
もしかしてネタにしてはいけなかったり?
・・・地雷を踏んでしまったかとちょっと心配していたりします。


CPUの創りかた
配線数が異常なのは写真でわかるので尻込みしてしまうですよね。
書籍だけで満足していた身としてはKiCADで軽減できないかなーと思うのですけど。
10cm x 10cmじゃ収まらないかなあ・・・。お値段が怖い。


■chibi:bit
原因不明のbluetoothバグでそのまま休眠中。
結局のところgccオフライン環境なんて用意するのではなく、
PXTなどのブロックを組み合わせて遊ぶのがいいのではないかと思いました。

KiCad メモ

スイッチサイエンスPCB

■グローバルデザインルールの設定
ブラインド/ベリッドビアの禁止
マイクロビアの禁止
最小配線幅:0.2mm
最小ビア径:0.65mm
最小ビアドリル径:0.3mm
最小マイクロビア径、最小マイクロビアドリル径はデフォルト値(0.2, 0.1)


■ネットクラスの設定
クリアランス:0.2mm
配線幅:0.25mm
ビア径:0.65mm
ビアドリル:0.4mm
最小マイクロビア径、最小マイクロビアドリル径はデフォルト値(0.3, 0.1)


■ファイル名
ドリルデータ : pcb_name.TXT

ボトムレイヤの名前 : pcb_name.GBL
裏面のソルダレジスト : pcb_name.GBS
裏面のシルク : pcb_name.GBO


基板外形 : pcb_name.GKO

トップレイヤの名前 : pcb_name.GTL
表面のソルダレジスト : pcb_name.GTS
表面のシルク : pcb_name.GTO


※ファイル一覧があるフォルダをzipする


■発注
表面処理  : 鉛入り半田レベラー
レジスト色 : 緑
銅箔厚   : 1oz
層数    : 2
最大外形  : 最大10cm×10cm
基板枚数  : 5
基板の厚み : 1.6mm

参考リンク
http://www.kicad-de-kiban.net/archives/arduino7.html
http://www.kicad-de-kiban.net/archives/dcjack17.html
http://www.kicad.xyz/
https://tech.nosuz.jp/category/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E5%B7%A5%E4%BD%9C/kicad/


書籍
トランジスタ技術 2016年 7月号