時計製作(フィラメント管) その1
kicad練習の第三弾です。
今回はフィラメント管を使った時計を作ってみようと思います。
ちなみにフィラメントとは白熱電球でいう光る部分(線)のことです。
■フィラメント管 IV-9
購入:Amazon
仕様:ロシア語、英語
テストしたところ3.3Vでも十分明るいのでこれで行きます。
「8」(7つ点灯)で130mA。1つ点灯でいうと130/7 = 18.5mAです。
仕様書がロシア語で、かつデッドストックなところが熱い。
■シフトレジスタ TPIC6B595
購入:RSオンライン
74HC595と同じように作れます。ただしアノードコモンで作る必要があります。
最初、TC74HC595で作ったら電流足りてないじゃん、という落ちで
3つまでしか点灯しませんでした。(汗
■テスト
サクっとやってみたところ無事にできました。
電流を食いすぎるのでフィラメント管ごとにArduino本体を用意しています。
Arduino DUE(制御+3.3V配給) + Arduino UNO(3.3V配給のみ)。
IV-9 Test - YouTube
int latchPin = 8; int clockPin = 12; int dataPin = 11; const byte num[10] = { 0b11011110, // 0 0b00000110, 0b11101010, 0b01101110, 0b00110110, 0b01111100, 0b11111100, 0b00001110, 0b11111110, 0b01111110, // 9 }; void setup() { pinMode(latchPin, OUTPUT); pinMode(clockPin, OUTPUT); pinMode(dataPin, OUTPUT); delay(1000); } void loop() { for(int i=0; i<10; i++) { digitalWrite(latchPin, LOW); shiftOut(dataPin, clockPin, MSBFIRST, num[i]); shiftOut(dataPin, clockPin, MSBFIRST, num[i]); digitalWrite(latchPin, HIGH); delay(1000); } for(int i=0; i<10; i++) { digitalWrite(latchPin, LOW); shiftOut(dataPin, clockPin, MSBFIRST, num[i]); shiftOut(dataPin, clockPin, MSBFIRST, num[i]); digitalWrite(latchPin, HIGH); delay(100); } }
作った後に気がついたのだけど、3.3Vで作るのは良くありませんでした。
TPIC6B595 最小動作供給電圧 4.5 V
となっていて、直そうか悩んでいます。
んーでも動いてるしなぁ。このまま行こうと思います。
追記:あとでトラブルと面倒なので5Vに変更しました。
参考リンク:
TPIC6B595を使ったLED点灯: 猫にコ・ン・バ・ン・ワ
Multiplexing 7 Segment Displays With Arduino and Shift Registers: 5 Steps (with Pictures)