あーさん日記

https://akkera102.sakura.ne.jp/gbadev/ の中の人

Viper GTS for GBA

無事終わりました。長かったー。


今回の難しかった点は、スクリプト命令の意味をどう解釈するかでした。たとえば画像を表示する命令にFLAGビットが含まれているのですけど、ゲーム動画と想像の赴くままに決め打ちしていたりします。なんとなくうまくいくだろうと思って始めたのですけど・・・これがですねー7割ぐらい完了したのに、そこで不具合を起こすこと多数でした。それで不具合のあった部分を通したら、今度は7割うまくいっていたところに一部不具合が発生。あっちが建たず、こっちが建たずという具合です。一貫して通るためにどうすればいいかと云々唸って、実はフラグに意味付けをしないこと(無処理)が正解だったという最悪の落ちだったりします。つまり余計な処理をはじめから加えていた・・・。もう勘弁して。


もう1点。オリジナルのGTS SGSシステムは4枚合成を可能にしています。対してGBAは「1枚+口パクなどの部品画像を表示」するためだけ。徹底的に画像加工したり、スクリプトの表示順番を入れ替えたりしました。これが何百枚もあるというわけです。不毛な時間。カナンのころに養った忍耐力がなければ破綻していましたね・・・。当初はSGSシステムを1個こさえれば他シリーズも行けるように、という崇高な目的だったのですが、気がつくとGTS特化で1ビットもズレると破綻するつくりになってしまいました。うう無念。でも仕方がない。たぶんGBAで合成処理3枚でもしたら、5-10fpsとかになると思われますし・・・。


音楽について。今回もHoshiさんにご協力いただきました。効果音ではなく音楽担当なのです。音楽はDMG、効果音&音声はDirectSoundなので、カナンやRookiesとは逆になっています。音楽もDirectSoundにしたかったのですけど容量不足でやめました。容量は最初のころ本当にシビアで、スクロール系のアニメは無圧縮加工で、どんどん積みあがっていくものですからハラハラドキドキでした・・・。ちょっと脱線。


えーと、音楽を注文したのは今回初めてですけれど、打ち合わせ時間の長期化や、最後のbpm問題もきっちり対応していただいて頭が上がりませんでした。仕事でないけど、お手伝いと言いつつマジ本気モード入っている曲作り。もうありがてぇありがたやという次第です(号泣)。私としては音声とかぶらないシンプルな感じでいいのにと思ったら、私の想像の何倍もかけて作っていただいて、高級イタリアン料理フルコースみたいな仕上がりでした。打ち合わせのたびにグレードが上がってきたときは何回わたしの予想を超えてくるのかと驚いたものです。


曲スピードの件について。最終的にフィーリングでbpmを下げて、GTSはこのスピードでいいや!えい!とやっちゃいました。たぶんオリジナルと5-10bpmも違うと思います。どうも私の中でデバッグのしすぎか、歳のせいか?とも思えて随分悩みましたけれど、自分の移植作品だから自分が一番しっくりしたものを出すしかないと思った次第です。DMGは1音1音をしっかり聞けた方がいいという判断ですね。


オリジナルを聞きたい方は、音楽ロムを単体で出したのでそちらを聞いていただけばと思います。あとどうも冬コミケで曲配布もあるらしい。win版のmidiではなくなぜpc98版を採用したのか。これは深い意味もなにもなく自分が最初プレイしたのが98だったんですもん!という理由です(汗。あのイケイケなFM音源が好きでした。暗い曲でも妙に明るくて、当時の活気が反映されている感じがとてもグッドでした。昭和っぽいGTSの寸劇にも、とてもマッチしているとかなり喜んでいます。
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https://akkera102.sakura.ne.jp/zip/127_viper_gts_gba.zip
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